2012年8月、Wanicメンバーでパイロット地であるセブ島に訪れました。
メンバーの森住が、“子どもたちの数だけ夢をつくる” をテーマにセブ島の孤児院の子どもたちの友人でもある会社「WakuWork」の代表をしてます。森住さんのセブ案内のもと、酒実験、現地の人と交流、孤児院に訪れたりしました。Wanicがフィリピン・セブをパイロット地と設定したのは、セブと東京を往復している森住さんからの提案でした。
森住さんは学生時代に自転車でセブ島を一週し、その歳に熱射病で倒れてしまいまい、看護師であるフィリピン人に看病してもいます。彼女から現状の雇用状態の話を聞き、セブ島にいる多くの親を持たない子どもたちの未来に目を向け、大学院に籍を置いたままWakuWorkの仕事を始めました。Wanicのフィリピン展開のイメージは、セブ島・東京を行き来する彼を中心に考えらたものでした。
今回のセブ島訪問では、現地訪問、協力先の人たちとの交流、現地での状況把握ができました。たかだか数週間ですが、百聞は一見に如かずということで、見て感じることでWanicを作る目的を改めて見直せたかと思います。
フィリピンでの写真を軽くピックアップしました。
セブ島の海。セブの海は透明でとても奇麗でした。
セブで問題になっているゴミ山。プラスチックなどのゴミを集めて売って生活費にしている家族もいます。 ですが、彼らはその生活に満足しています。このゴミの大半は観光からできたものという事実だけが分かりました。
ココナッツを購入します。大きいマーケットで購入したり、ココナッツを売り歩いているおじさんから購入したり。
今回は、リヤカーをひいて売歩いているおじさんから、孤児院施設男の子に手伝ってもらい購入しました。(追伸、左の男性はメンバーです!)
まずはホテルで実験してみます。
発酵しすぎました。
現地でスペースを用意してもら、そこで酒作りをしました。
湿度、気温、セブ産ココナツの塩分・糖分などに気を遣いながら実験を繰り返してみます。
酒仕込みを終え、発酵を待つ間のココナツの状態。3種類もの発酵線、糖度、開栓する日時を変えて実験します。
発酵後の一週間には試飲会の準備をします。
孤児院にも訪問してきました。WakuWork講師による英語のレッスン風景。
孤児院で一緒に遊ぶ久住さん。
昼間の仕事を終えた後は、夜な夜な酒度数を計算する森住さん。
どうも皆さんお疲れさまでした。
現地での展開と、生ものであるお酒の研究開発の道のりは長く(現地で開発が必要になるため、現状は設備と滞在期日が限られています)、こつこつと実験を重ねていきます。
詳しい酒実験はLaodiさんのご協力のもと、ラオスで研究を重ねています。その様子はまた別途記します。
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フィリピンでの展開は、現地の農家と一緒にWanicを作ろうという構想になっています。WakuWrokの現地社員の方々と森住さんで、農家までフィールド調査いってきました。
またフィリピンには、2013年の夏に渡航予定です。
次の展開が楽しみです。
ikemura
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