Wanic実験 at LAOS

posted in: ラオス 1

2013年3月1日から10日間、Wanic プロダクトデザイナーの久住が、
ラオスにてWanic酒実験に行ってきました。

どうしてフィリピンではなくラオスでの製造実験なのかというと、酒作りのメンターとして、ラオスのラム酒メーカーのラオディ社からアドバイスを頂きながらWanicの製造実験を行っています。実際にラオスの人たちを雇用し、“現場”をご存知のLAODIさんだからこそ頂ける現場でのアドバイスも強い励みになっています。

LAODIさんのご都合により3月訪問なのですが、やはり3月となると忙しい季節。そんななかWanicのまとめ役でもある久住さんが、今年は一人で酒作りに行ってくれました。

 

今年は、瓶詰めワニックの製造検証(ラオス)/蒸留Wanicの製造実験を目的とし、
北川本家さんからいただいたアドバイスの元、長期保存のための火入れ(低温殺菌)を行いました。これにより同じ味を長期保存する目処がたちました。
これはボトリングされたワニックの製造が実現でき、世界に向けてワニックの販売、輸出が可能になるということです。

 

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ラオスはベトナムとタイに挟まれた国になります。海はありません。

 

ラオスの町並み。

 

 

ココナツを現地の人から購入しました。
材料調達:ラオディ社のある村の村民のヤシから収穫(1個25円で購入)

 

ヤシの実の水洗い

 

LAODIのラオス工場。

 

ヤシジュースに酵母を投入

 

発酵を顕微鏡で確認

 

条件を変えての実験(蒸留実験)

 

 

火入れ(60度での低温殺菌)

 

 

瓶詰め(ペットボトル)

 

アルコール度数を測定

 

また、今回はココナッツから蒸留酒をつくる実験も行いました。約20度の蒸留酒の製造に成功しています。


帰国後の一週間以内にあつまり、メンバーで味を確認しました。条件によって味もさまざまですが、美味しいWanicの作り方が徐々に整理され、いよいよフィリピンでの製造実験が今年の夏に実施される予定です。
これから、フィリピンでの製造実験ラボや用具の用意にかかります。

5月11日にJICA行われたSeeDcontest主催のイベントにて、ラオス実験の様子が発表されました。

久住さん、どうもお疲れさまでした。

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